2011年07月13日
第3回チアサポリポート「東北のおつまみ」
(記録用なので長文ですみません。)
3月11日から4ヶ月。
何もできずにただモヤモヤした気持ちを抱えているよりも
今、自分にできることを少しでもやっていこうと
会をスタートさせたものの、
いまだにモヤモヤした気持ちは消えません。
それでも、ほんの少しでも応援の気持ちを届けられるなら
それでいいのではないかと自分に言い聞かせながら
周りの人たちを巻き込み、協力をしていただき
なんとか10日、第3回目を開催することができました。
1人では何もできない。ということをあらためて実感した1日でした。
皆さん、本当に本当に心からありがとう。私は幸せ者です。
・・・なんて、文字にするとやすっぽくてちょっと悔しいです。
さて、今回の会は湧登の山口さんと一から企画しました。
主役は「三陸太郎」というサンマの天日干し。
「三陸太郎」は岩手県大船渡市の及川屋さんの商品ですが
ご存知のとおり、この地域は津波で大変な被害を受け
及川屋さんも「会社ごと流されて跡形もなくなって」しまったのだそうです。
「1日も早く三陸の海の幸をお届けしたい」と奮闘していらっしゃいますが
まだ再開の目処が立っていない様子。


でも、その「三陸太郎」は湧登の冷凍庫に眠っていました。
今となってはとても貴重な品です。
本来であれば、別の企画でお客様に提供しようと考えていたにもかかわらず
今回の「湧登×チアサポ」で、より意味のあるものにしようと
山ちゃんが申し出てくれました。
ありがたかったです。
旬の時期に獲れた小ぶりのサンマを天日干しに。
いい塩梅の自然の味で骨まで食べつくせます。
美味しいです。とってもおいしいです。
どうか、また「三陸太郎」を食べることができるように
及川屋さんにはがんばっていただきたいと思います。
再び購入できるまで、このときの味をずっと覚えていますね。

そして、ほかのおつまみも
東北のものを数種類ご紹介できるようにしました。
岩手県・宮城県・福島県から少しずつ。
*宮城県石巻市 「金華サバ水煮」の被災缶(猪又屋さんの商品だと思いましたが、後日調べたら
木の屋石巻水産の被災した缶詰を、猪又屋さんが販売してくださっていたようです。
訂正します。)
浜松で行われた東北物産展に、出展されていました。
津波で泥を被った缶詰を、ボランティアの方々が丁寧に洗ってくれたというのです。

説明を受けながら手にとって見ると、無数の細かな傷や凹み
サビが缶についていました。

これもぜひ、参加者の皆さんに味わっていただこうと購入。

金華サバはこの地域のブランドサバ。
工場の復興を願いながら皆さんが食べてくださいました。
*宮城県仙台市 阿部蒲鉾店の「笹だより(笹かまぼこ)」 宮城県の名産である笹かまぼこの工場は、多くが被災した沿岸にあったため
廃業の危機にさらされている企業も多いと聴きます。
その中でも、工場が松島町にあった阿部蒲鉾店は被害を受けながらも復旧し営業を再開。
400年以上の歴史のある笹かまぼこを絶やさぬように奮闘中。
皆さんに1枚ずつ食べていただきました。

*三角揚げ 宮城県仙台市の 定規とうふ店あぶらあげ
これ、おいすい~です♪行列ができるのもわかりました。
(太字をクリックするとホームページに飛びますが、音がでるのでご注意ください)
*ぎばさ 東北地方(主に秋田県)で食されているネバネバした海藻。
ポン酢でちゅるっと、日本酒にもよくあいます。

*にしんの山椒漬 山ちゃんが福島県の方にリサーチして「おつまみと言ったらコレでしょ」という
逸品を山ちゃん自ら仕込んでくれました。
福島県会津地方の郷土料理。
ほかにも、巨大胚芽米「カミアカリ」を
安東米店のナガサカさんが炊飯器を2つも持参して炊いてくださいました。

福島県会津・菅井さんの米と
茨城県奥久慈・大久保さんの米 カミアカリの食べ比べです。
カミアカリは玄米で食べるお米で、
その食感は「しゃきしゃき」として、私はいつも「米というよりは穀物そのもの!」と
感じるのですが
日本酒のおつまみとしてもぴったりのお米で
本当に美味しかったです。
また、ボランティアスタッフで活躍してくださった
清水「梅光(ばいこう)」のコダマさんから
真っ赤なホッケ・・・じゃなくて(笑)立派な金目鯛の差し入れもいただき
皆さんに味わっていただきました。

コダマさんの笑顔にも癒されます!ありがとうございます☆
もちろん他にもいろいろと山ちゃんが用意してくれました。


誉富士の配布でバタバタして、全部の写真は撮れませんでした。
せっかく用意してくれたのにごめんなさい。
あと、山形県のさくらんぼ佐藤錦も山ちゃんからの差し入れです。
4,000円の会費のうち、7割を義援金にさせていただけたのは
山ちゃんはじめ、差し入れをしてくださった皆さんや
ボランティアスタッフとして働いてくださった皆さんのお陰です。
さて、次回のリポートは「誉富士」編。
取り留めのない文章が続きますが
良かったらぜひ、見てくださいね。
3月11日から4ヶ月。
何もできずにただモヤモヤした気持ちを抱えているよりも
今、自分にできることを少しでもやっていこうと
会をスタートさせたものの、
いまだにモヤモヤした気持ちは消えません。
それでも、ほんの少しでも応援の気持ちを届けられるなら
それでいいのではないかと自分に言い聞かせながら
周りの人たちを巻き込み、協力をしていただき
なんとか10日、第3回目を開催することができました。
1人では何もできない。ということをあらためて実感した1日でした。
皆さん、本当に本当に心からありがとう。私は幸せ者です。
・・・なんて、文字にするとやすっぽくてちょっと悔しいです。
さて、今回の会は湧登の山口さんと一から企画しました。
主役は「三陸太郎」というサンマの天日干し。
「三陸太郎」は岩手県大船渡市の及川屋さんの商品ですが
ご存知のとおり、この地域は津波で大変な被害を受け
及川屋さんも「会社ごと流されて跡形もなくなって」しまったのだそうです。
「1日も早く三陸の海の幸をお届けしたい」と奮闘していらっしゃいますが
まだ再開の目処が立っていない様子。
でも、その「三陸太郎」は湧登の冷凍庫に眠っていました。
今となってはとても貴重な品です。
本来であれば、別の企画でお客様に提供しようと考えていたにもかかわらず
今回の「湧登×チアサポ」で、より意味のあるものにしようと
山ちゃんが申し出てくれました。
ありがたかったです。
旬の時期に獲れた小ぶりのサンマを天日干しに。
いい塩梅の自然の味で骨まで食べつくせます。
美味しいです。とってもおいしいです。
どうか、また「三陸太郎」を食べることができるように
及川屋さんにはがんばっていただきたいと思います。
再び購入できるまで、このときの味をずっと覚えていますね。
そして、ほかのおつまみも
東北のものを数種類ご紹介できるようにしました。
岩手県・宮城県・福島県から少しずつ。
*宮城県石巻市 「金華サバ水煮」の被災缶(猪又屋さんの商品だと思いましたが、後日調べたら
木の屋石巻水産の被災した缶詰を、猪又屋さんが販売してくださっていたようです。
訂正します。)
浜松で行われた東北物産展に、出展されていました。
津波で泥を被った缶詰を、ボランティアの方々が丁寧に洗ってくれたというのです。
説明を受けながら手にとって見ると、無数の細かな傷や凹み
サビが缶についていました。
これもぜひ、参加者の皆さんに味わっていただこうと購入。
金華サバはこの地域のブランドサバ。
工場の復興を願いながら皆さんが食べてくださいました。
*宮城県仙台市 阿部蒲鉾店の「笹だより(笹かまぼこ)」 宮城県の名産である笹かまぼこの工場は、多くが被災した沿岸にあったため
廃業の危機にさらされている企業も多いと聴きます。
その中でも、工場が松島町にあった阿部蒲鉾店は被害を受けながらも復旧し営業を再開。
400年以上の歴史のある笹かまぼこを絶やさぬように奮闘中。
皆さんに1枚ずつ食べていただきました。
*三角揚げ 宮城県仙台市の 定規とうふ店あぶらあげ
これ、おいすい~です♪行列ができるのもわかりました。
(太字をクリックするとホームページに飛びますが、音がでるのでご注意ください)
*ぎばさ 東北地方(主に秋田県)で食されているネバネバした海藻。
ポン酢でちゅるっと、日本酒にもよくあいます。
*にしんの山椒漬 山ちゃんが福島県の方にリサーチして「おつまみと言ったらコレでしょ」という
逸品を山ちゃん自ら仕込んでくれました。
福島県会津地方の郷土料理。
ほかにも、巨大胚芽米「カミアカリ」を
安東米店のナガサカさんが炊飯器を2つも持参して炊いてくださいました。
福島県会津・菅井さんの米と
茨城県奥久慈・大久保さんの米 カミアカリの食べ比べです。
カミアカリは玄米で食べるお米で、
その食感は「しゃきしゃき」として、私はいつも「米というよりは穀物そのもの!」と
感じるのですが
日本酒のおつまみとしてもぴったりのお米で
本当に美味しかったです。
また、ボランティアスタッフで活躍してくださった
清水「梅光(ばいこう)」のコダマさんから
真っ赤なホッケ・・・じゃなくて(笑)立派な金目鯛の差し入れもいただき
皆さんに味わっていただきました。
コダマさんの笑顔にも癒されます!ありがとうございます☆
もちろん他にもいろいろと山ちゃんが用意してくれました。
誉富士の配布でバタバタして、全部の写真は撮れませんでした。
せっかく用意してくれたのにごめんなさい。
あと、山形県のさくらんぼ佐藤錦も山ちゃんからの差し入れです。
4,000円の会費のうち、7割を義援金にさせていただけたのは
山ちゃんはじめ、差し入れをしてくださった皆さんや
ボランティアスタッフとして働いてくださった皆さんのお陰です。
さて、次回のリポートは「誉富士」編。
取り留めのない文章が続きますが
良かったらぜひ、見てくださいね。
第3回チアサポリポート「助けてくれた皆さん」
第2回チアサポ「かわかつ」さんに感謝。
第2回チアサポ「村上三絃道」の皆さんに感謝。
MY梅酒とフクシマ復興支援イベント
第1回「MANDO×チアサポ」リポート②
第1回「MANDO×チアサポ」リポート①
第2回チアサポ「かわかつ」さんに感謝。
第2回チアサポ「村上三絃道」の皆さんに感謝。
MY梅酒とフクシマ復興支援イベント
第1回「MANDO×チアサポ」リポート②
第1回「MANDO×チアサポ」リポート①
Posted by チアサポ事務局 at 14:07│Comments(0)
│イベント報告